沖縄県が今年の春と秋の叙勲候補者の推薦書類を文化庁に提出するのが期限に間に合わず、県民が受章できなかったことが明らかになった。県が21日公表した。
前代未聞のことに筆者は仰天したが、毎日新聞によれば、内閣府の担当者も「聞いたことのない事例」と話しているという。
沖縄県が叙勲候補を国に未提出 申請書類の作成遅れ 締め切り後に提出も不可に 県が会見で謝罪https://t.co/65gR9XrPLh
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) 2019年5月21日
地元紙、全国紙の複数の報道に目を通したが、発表された事実経過としては、推薦作業を担当していたのは文化振興課の職員1人で、「候補者が所属する団体への調査などを要する申請書類の作成が遅れ、提出期限を過ぎた後に文化庁へ申請書類を提出したために、受け付けられなかった」(琉球新報)と説明しているらしい。
春、秋と立て続けに提出遅れの不可解
しかし、不可解なのは、春・秋と推薦が立て続けに提出が遅れたことだ。
琉球新報によれば、春の叙勲の候補者推薦の締め切りは8月8日だったのに、この担当者が提出したのは5か月遅れの1月8日。さらに秋の叙勲の候補者推薦も、2月8日締め切りから遅れて3月下旬に提出したが、いずれも文化庁に却下された。担当者の上司が事態を把握したのは4月に入ってからだったという。
沖縄県庁(写真AC)
ここまで読むと、担当
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