日本維新の会の丸山穂高衆議院議員(大阪19区)が、国後島へのビザなし交流の訪問団に参加した際、元島民の男性に「戦争でこの島を取り戻すのは賛成ですか?反対ですか?」と尋ねたことが波紋を呼んでいる。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Ad_-v70dAYY?feature=oembed&w=500&h=281]
丸山氏は発言を撤回して謝罪したが、左派の野党やメディアなどからは議員辞職を要求する声まで出ているようだ。酒にも酔っていたといい、数年前に酒の席でけんか騒ぎを起こして党に誓約した「禁酒」を破ったことも含めて、国会議員の発言として軽率だったのは間違いないが、彼の進退について、ありきたりな国内の論理で決めてしまうことにいささか違和感はある。
まず、発言の中身だが、明石市長の「暴言」が問題になった際にネットで地元紙のネット記事が前後のやりとりを詳報し、マスコミの初報でもたらされた世間の印象が変わった経緯もある。この日本テレビなどのように「丸山氏は『戦争で取られた島は戦争で取り返すしかない』という趣旨の発言をしていた」などと報じているが、前後の流れも公表されているものについて確認した上で評価しておきたいところだ。そこでテレ朝が、訪問団の同行記者が録音していた内容を一部報じているのを引いてみる。
丸山:「戦争でこの島を取り戻す
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丸山氏の処分は議員辞職ではなく「丸刈穂高」でよい
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