昨日(5月9日)午前、憲法審査会が開かれ、1年半ぶりの実質審議となりました。
民放連の方々を参考人としてお招きして、国民投票に際してのCM規制についての質疑を行いました。
以下、質疑内容の要旨です。
5月9日衆議院 憲法審査会 質疑要旨(スタッフ編集)
<長島委員>
本題に入る前に、一言申し上げたい。憲法審査会の実質審議は1年半ぶりとなる。森会長はじめ関係者のご努力を多としたい。この間、説得力のある合理的な理由もなく、ひたすら開催に抵抗を続けてきた一部野党の皆様には強く苦言を呈したいと思う。本来、国会対策上の駆け引きや党派的な利害を乗り越えて熟議を尽くすべき場。いかなる理由があろうとも主権者国民から負託を受けた国会議員として「議論をしない選択」はあってはならないと考える。残された会期で、憲法審査会が円滑に運営され、日本国憲法の諸問題に関する自由闊達な議論が行なわれることを切に希望する。
それでは、本題に入る。CMであれ、意見表明であれ、表現の自由というものは、憲法保障においては最上位に位置づけられる中核的な基本的人権であるから、最大限尊重されるべきである。従って、法的規制はもとより、自主的な規制であったとしても、規制をするということにはすべからく慎重であるべきだと考える。
その上で、私から2問お尋ねしたいと思う。まず、政治的公平性を担保するための一手段である「ファクトチェック」に
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