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手のひらにのるコンセプト

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くじらが大好きです。

ナガスクジラの前では馬刺しも牛刺しも真っ青になる旨さだし、生のさえずり(舌)は永遠に噛みしめていたいし、大阪で食べるおでんの出汁が絶品なのは皮(コロ)が効いているからだし、京都の老舗居酒屋ではベーコンが外せないし、そしてそのすべてが驚くほど日本酒と合うし。



確かにいろいろ難しい問題もあります。「食肉に利用するのは数を管理できる牧場で育てたものに限るべきで、自然環境から直接取るのは危険だ」という立場のひとからすれば、海洋資源の、しかも哺乳類を捕獲すること自体、賛成しがたいでしょう。

科学的立場からすると資源量は安定しているというデータもありますが、それに反対するひともいます。何百年にわたって受け継いできた日本の捕鯨文化保護という視点もあれば、一方で盛り上がりに欠ける国内の消費状況もあります。

「くじら」を巡る問題ひとつを取っても、どのレベルの視点で切り取るかによって見えてくる世界は大きく変わります。




さて、このコラムでも繰り返しお話ししていますが、「コンセプト」をつかまえるのは、決してやさしい作業ではありません。まだこの世の中に存在しない身体的な感覚を言語化しなければいけないからとか、そのためにはメタファーというコツを使うからとか、いろいろな難しさがありますが、もうひとつ。

コン

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