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改元、保岡先生ご逝去など

経済ニュース
石破 茂 です。
あと4日で改元となり、新しい「令和」の時代を迎えます。新帝陛下と新皇后陛下がご健勝でご活動賜り、新時代が平成に続いて戦争のない平和な時代であるように切に願います。
私たちは昭和最後の選挙となった昭和61年(1986年)の第38回選挙で議席を得たのですが、一期生でもあり、先帝陛下(昭和天皇)のお姿は国会の開会式で見るだけでした。その後病を得られ、昭和63年(1988年)の後半は毎日ご病状がメディアで報ぜられ、国全体が重苦しい雰囲気に包まれていたことを記憶しています。
昭和最後の日となった64年1月7日土曜日早朝、選挙区での新年会に出席のため夜行特急で倉吉駅に降り立つと、駅のホームには竹下登総理大臣の謹話が流れており、陛下の崩御を知りました。皇居で記帳するため、反対側から来る上りの特急に乗り換え、新大阪で配られた号外を東京までの新幹線車内で何度も読み返しながら、涙が止まらなかったことを思い出します。
宮内庁サイト:編集部
その意味では、今回のご生前のご譲位による御代代わりは明るい奉祝ムードの中で行われ、良かったというべきなのでしょう。象徴天皇としてのお務めを全身全霊で果たしてこられた今上陛下の有り難い大御心の賜物と思います。
学生時代に習った宮沢俊義東大教授の「天皇は国事行為のみを行うロボットのような存在」との説とは全く異なる天皇像を体現してこられた今上陛下であればこ

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