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新5千円札に著作権侵害訴訟のリスク?

経済ニュース
「新紙幣、津田梅子の写真反転か 5千円札の肖像画、津田塾大指摘」(東京新聞 TOKYO Web)は以下のように報じた。
財務省が9日に発表した新紙幣の5千円札に使われる津田梅子の肖像に関し、津田塾大が提供し、新紙幣と酷似している36歳ごろの写真と顔の向きが逆になっていると指摘されていることが16日、分かった。津田塾大の広報担当者は「写真が反転されて肖像画に使われたと考えている」としている。
津田梅子の肖像を反転して使用した可能性が指摘されている新5000円札のデザイン案(財務省サイトより:編集部)
両方の写真を紹介した「新5千円札の津田梅子 向き逆?」(NHK NEWS WEB )では、財務省のコメントを以下のように紹介している。
財務省は、「既存の写真がそのまま肖像になるわけではなく、複数の写真をもとに国立印刷局の技術者が紙幣の原版用に彫刻を行って新たに作るものだ」と説明していて、見本通りのイメージで新しい五千円札を発行する方針だということです。
複数の写真をもと作成したとしているが、津田塾大の広報担当者が、肖像画が使われたと指摘するとおり、両者は酷似している。
死者の著作者人格権
著作権法第60条柱書は、「著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、その著作物の著作者が存しなくなつた後においても、著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならない」と

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