山本太郎参議院議員(東京選挙区)は10日夕、自由党を離れ、新党(法的には政治団体)「れいわ新選組」を結成する意向を明らかにした。
山本太郎氏Facebook動画より
選挙データ分析のプロ、JX通信社の米重克洋社長も述べるように、その政策も特定層を狙ったわかりやすい打ち出しだ。俳優時代に大河ドラマ「新選組!」に出演していたとはいえ、ふざけたネーミングの“新党”名は同日夜のツイッターで早くもトレンド入りするなど、世間はまんまと引っかかっている。
れいわ新撰組の政策。消費税廃止、奨学金徳政令、コンクリートも人も、など。かなりスタンスがハッキリしているというか、是非論は別として非常に分かりやすい立ち位置。https://t.co/tLuWYKnERJ
— 米重 克洋 (@kyoneshige) 2019年4月10日
山本氏の国会議員としての数々の奇異な言動については今更振り返る必要はあるまい。今回も得意の炎上マーケティングを発揮してネットの話題を作り出すことには成功している。しかし、そのトリッキーな戦術の裏の意図を有権者は見抜かねばなるまい。
産経新聞が2月の時点でセンシティブなところを突っついているので紹介しておこう。
参院選東京選挙区、国民・自由合併の余波で「反原発票」争奪戦(産経新聞)
山本氏はゴリゴリの反原発・極左系マーケティングで売り出してきたが、1月下旬に自由党と国民民主党
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