働く上で、健康であることは基本です。その健康を維持していくことは、働く人と事業主の義務であり、責任です。
労働安全衛生法では、従業員の健康診断を法律的に義務付けていますが、事業主本人には義務付けていません。
そこで、個人事業主にとって重要な健康について考えていきたいと思います。
個人事業主は身体が資本
個人で事業を行っている個人事業主。
従業員を雇っている事業主もありますが、多くは、個人で行っているのでしょう。
そのため、自分自身が病気になってしまうと、即、事業の継続が困難となってしまいます。
さらに取引先との信頼関係にも影響を及ばします。
内容によっては損害賠償を求められるかもしれません。
そのため、個人事業主は、高熱になっても、お腹が痛くても、頭痛がひどくても、事業を休むことができないのです。
その上、お金の心配もあります。病気になって仕事ができなくなったら収入が途絶えてしまうのです。
そこで、個人事業主の多くがそのリスクを保険で回避しているという現状があります。
それが医療保険であり、所得補償保険です。
個人事業の場合、個人にかける保険料は経費にはなりませんが、保険料控除の対象となります。
身体が資本の個人事業主には、必要な出費かもしれません。
個人事業主が受けられる健康診断とは
個人事業主本人に対しては、法律で健康診断が義務付けられていません。
義務ではないからといって受け
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