会社は誰のもの?というテーマの答えはもう出ているだろう、と言われるかもしれないし、いやいや、時代とともにその定義は変わるのだ、と言われる方もいるでしょう。
会社を運営するドライバー席に座るのは社長であります。その運転テクニックが上手ければ従業員もハッピーだし、株主もハッピーであります。こう見ると運転手が一番偉そうに見えますが、「おまえの運転が下手ならいつでも代わりはいるのだからな」と監視の目を光らせているのが株主であります。
(写真AC:編集部)
今、住宅設備機器の大手、LIXIL社で創業家出身の潮田洋一郎氏の作法に注目が集まっています。潮田氏は一線を退き、シンガポールから創業家として同社を遠隔操作してきました。GEでの経験を通じてプロ経営者と言われた藤森義明氏を社長に招くもののドイツ、グローエ社買収の際にその中国子会社の不正会計を見抜けず、責任を取らせました。その次に資材のMonotaRO社の瀬戸欣哉氏をやはりプロ経営者として招聘します。しかし、週刊誌ネタのなるほどのひどい解任、それに合わせて社外取締役だった山梨広一氏の社長及び潮田氏自身の会長兼CEO就任を発表しました。これが株主の逆鱗に触れているのであります。
優秀と言われる二人の経営者をあっさり首切り、自分の意のままに大企業を動かしていることにガバナンスがないと怒りの声が上がったのです。もちろん、潮田氏が大株主で会社を支配す
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新・会社は誰のもの?
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