『日本国紀』を巡る評価に端を発した歴史論争。昨年11月からここまで多数の論客が参戦し、次第に『日本国紀』の是非から、歴史学者や歴史家の存在意義にまで論題が展開していきました。
日文研サイト、BS朝日サイトより:編集部
アゴラでも年明け以降、八幡和郎さんと呉座勇一さんの発信が注目を集め、時に2人が論戦することもありましたが、3月に入ってからの激しさは過去にないものになりました。
歴史学者と、作家などの学者でない歴史専門家の位置付けに関するところからの「論戦」でしたが、ヒートアップする過程で、八幡さんのFacebook上の発言が、他分野の大学研究者らによる非難を呼ぶ形で各所に飛び火し、双方に味方する人が続出して一時的に収拾がつかない事態になりました。
早川忠孝さんが指摘するような、編集部として煽った意図は全くありませんが、もう少し早い段階で介入するべきだったと反省しています。
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振り返れば、論戦の途中、八幡さんが「呉座先生は資料を分析し評価するプロとしての技術や見識をお持ちですが、その分析対象の政治、外交、経済については素人」と述べたのに対し、呉座さんが「大学関係者がしばしば嘆くのは、実務家教員に二線級の人材が少なからず存在するという現状だ」と、実務家教員への厳しい批評で返しました。これに反発した八幡さんがFacebook上で「たかが助教の立場で歴史学者代表みたいな顔して他の職業のし
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八幡氏VS呉座氏:「停戦」とします
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