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再生医療に対するNature誌での批判

経済ニュース
写真AC:編集部
1月31日号のNature誌に「Stem-cell therapy raises concerns」というコメントが掲載されていた。「脊髄損傷に対して患者さん自身の間葉性幹細胞を培養して増やし、それを静脈注射で患者さんの身体に戻す」治療法を、日本では有償で実施することが認められたことに対する批判だ。
“I do not think it is morally justified to charge patients for an unproven therapy that has risks.”との科学者のコメントが掲載されていた。有効性が示されていない、リスクのある治療法に対して患者さんから費用を取ることを道徳的に問題視しているような印象を与えるコメントだ。私には、静脈注射で幹細胞を注射しても、脊髄損傷部位に届く細胞がどれだけいるのかといった科学的な観点の方が気になるのだが。
私は、「再生医療に対する評価が甘いのでは」と批判し続けているが、この海外からのコメントには一言文句をつけたい。「有効性を示すエビデンスがないこと」と「効果がない」ことは同一ではない。いろいろな研究の成果から、可能性を見出して、人で検証する作業が始まる。
この著者は、効果があると証明されていないものに課金することは、道徳的な観点で問題があると信じているようだ。巨大な製薬企業(あるいは、大きな

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