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ロスジェネの死体蹴り

経済ニュース

最近、人手不足にもかかわらず就職氷河期世代、いわゆるロスジェネが悲惨なことになっているという記事を目にする機会が増えた。たとえばこんなのが典型だ。
【参考リンク】43歳でスキルゼロ”中年フリーター”の焦り
さすがに「小泉・竹中改革で規制緩和したのが原因だ」というバカはほとんどいなくなったようだが、では処方箋としてはどうすべきだったのか。
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それは正社員の解雇規制を緩和して新卒採用や非正規雇用のみに雇用調整を押し付けるのをやめることだった。たとえばリーマンショック時に、某大手メーカーの子会社では、親会社から押し付けられた中高年正社員を数十人受け入れるために200人ほどの派遣労働者を雇止めにした。
「派遣さんの3倍の給料もらっていながら半分ほどしか仕事できない連中を引き取るのは納得いかない」と総務の人間は嘆いていたが、判例で「正社員を切る前に新卒採用止めて非正規も切れ」となっているのだから仕方がない。
正社員の解雇規制を緩和すればこういう理不尽なことが無くなり、特定の世代へ負担が集中することは無かっただろう。
派遣を含めた非正規雇用というのは終身雇用を維持するための弾除けとして使われているので、正社員制度そのものを見直す以外に格差是正の方法はないということだ。

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