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米国のINF脱退で浮き彫りになる抑止力の本質

経済ニュース
米国のINF(中距離核戦力全廃条約)脱退については、「軍拡競争が懸念される」というコメントが多いと思うし、それ自体はその通りだと思うが、そもそもは、ロシアのINF違反の新種中距離ミサイル開発(SSC8)と、INFに縛られない中国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)から新型の弾道ミサイル搭載原子力潜水艦まで新種の核戦略能力を増強してきたことに対抗するためである。
ホワイトハウス公式FB動画より:編集部
INF自体は射程が500km(300マイル)から5,500km(3,400マイル)までの範囲の核弾頭、及び通常弾頭を搭載した地上発射型の弾道ミサイルと巡航ミサイルの廃棄を米ロ間で約束したものだ。なので、運搬手段の規制ではあるが、念頭にあるのは核である。
大体、米国が一昨年発出した米国国家安全保障戦略(NSS:National Security Strategy)や昨年発出した核戦略の態勢(NPR:Nuclear Posture Review)において既に、「米国が核削減努力をすれば世界の核不拡散を進めることになると考えていたが、現実は逆で中ロの核増強が進んだ。つまり、米国の核削減の努力は模範として機能しなかった。」と過去の米国の見方を反省し、「米国はロシアの INF違反に外交的・経済的・軍事的手段で対抗し、米国も対抗して同種のミサイルの開発について研究する」旨発表していたわけで、まさにその

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