楽天の総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で新センター2拠点(流山・枚方)が稼働
楽天は、楽天市場の出店者を対象とした総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点を拡充した。
1月18日に千葉県流山市内で新センターが稼働したことに続き、1月21日には大阪府枚方市内で稼働する。千葉県市川市内と兵庫県川西市内の拠点と合わせ、合計4拠点体制となる。
千葉県流山市内の新センター
「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」に出店している店舗の商品の保管から出荷まで、楽天が一括で担う総合物流サービス。ギフトラッピング、チラシの同梱、翌日配送「あす楽」などに対応している。
新たに稼働するセンターでは、これまでに培った倉庫内オペレーションのノウハウを活用するとともに、最先端のマテリアルハンドリングシステムを導入し、運営の効率化や省人化に取り組むという。
また、新センターは、楽天が手がける自社配送サービス「Rakuten EXPRESS」の仕分けや出荷の拠点としても活用する予定。「楽天スーパーロジスティクス」の拠点は、今後も順次拡大する計画だ。
楽天は、国内物流業界で不在再配達の増加や人手不足などが社会問題化したことを受け、「楽天市場」における商品の注文から配送までを一気通貫で管理する包括的な物流サービス「ワンデリバリー」構想を打ち出した。「楽天スーパーロジスティクス」の物流センター新設も、「ワンデリバリー」構想の一環。
千葉県流山市の新施設
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