しばらくゴーン事件について書かなかったのは、私が逮捕直後から年末にかけて書いていたので論点は尽くしていると思ったし、だいたいその通り展開しているからだ。
ただ、「どうして書かないの」「その後の展開についての八幡さんの意見も聞きたい」という声もあるので、その後出てきた情報について少しコメントしたい。
日産サイト、Wikipediaより:編集部
そんなことは最初から分かっていることだが、カルロス・ゴーンは、金融とか株とかでボロもうけをしようというタイプの人間でない。エコール・ポリテクニークからパリ鉱山学校という経歴からも明らかなように、典型的な技術屋社長である。私もゴーンはいかにも技術屋社長らしいまじめさと石橋を叩いて渡る合法性について慎重な人間だと思う。逮捕されたのが驚天動地だったのも当然である。
したがって、マネーがらみの話については、損をしないようにリスク回避をするという頭はあっても、そこで濡れ手の泡をするという発想からは縁遠い。
また、非常に違法とされることを怖がり臆病な人物だ。この点に関しては、ジャーナリスト伊藤博敏氏の指摘が分かりやすい。
ついに検察と全面対決…「ゴーン容疑者の猛反論」ここがポイント(現代ビジネス)
「ここにあるのは、ゴーン容疑者の「合法へのこだわり」である。最初の逮捕容疑で、既に起訴された有価証券報告書への虚偽記載もそうだったが、約20億円の報酬を退任後に
スポンサーリンク
ゴーン無罪も仕方ないと日産も検察も割り切るべし
最近の投稿
- 現役テレビマンが企画段階からサポート!企業のYouTube番組制作を支援
- 38.Atouchとの連携で売上分析を効率化する方法
- 【2025年更新版】代理店様NG【マンガ・アニメを活用したプロモーション】
- 288 一般労働者の雇用保護 – 集団・大量解雇と総合指数
- 最終的には柔軟性が勝つ。マーケットに合わせた柔軟な組織を目指す2025!
- 【日記】2025年1月8日
- 【26卒留学生積極採用】アパレル専門商社 海外営業・マーケティング・新規商材企画職
- 「吉沢亮のCM降板」アサヒに続くべきではない理由 「酒の失態」に厳しくならざるをえない現代だが… | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン
- UN aviation agency confirms hacker breached recruitment database to access thousands of records
- 中国政府、外国人への「ビザ免除措置」さらに拡大 ビザなしトランジット滞在を240時間に延長 | 「財新」中国Biz&Tech | 東洋経済オンライン
コメント