筆者がアゴラでどこよりも早く都民ファーストの会(以下・都ファ)の内部対立を書いてから、ちょうど3か月。ついに昨日(1月7日)、3人の新人都議、森澤恭子氏(品川区)、斉藤礼伊奈氏(多摩市・稲城市)、奥澤高広氏(町田市)が離党。新会派「無所属 東京みらい」を結成した(離党に当たっての声明はアゴラで奥澤氏本人のエントリーをお読みいただきたい)。
与党会派なのに「遠心力」が表面化した意味
悔しいことに離党のタイミングをほぼ手中に収めていながら、別件で忙殺されているうちに、NHKに重要な節目を抜かれてしまった。
都民ファースト 都議3人離党へ 「オープンではない」 #nhk_news https://t.co/6RibxVZEse
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月7日
一方で、この間「小池派」の人たちから「少なくとも、集団離党はあり得ない」(早川忠孝氏)、「アゴラはフェイクニュースを流している」(熱狂的小池シンパの某ツイッター民)などと散々な言われようをされたが、蓮舫氏の国籍問題の時と同じく、たしかな事実を掴めば、ほぼ想定通りの結果が導き出されるのだと改めて得心した。
そうした取材者としての個人的な思いはさておき、都議会与党第1党から3人もの離党者が出るというのは重大事だ。おそらく小池派の論者は「まだ一部の動きにすぎない」と平静に努めるだろうが、「与党は求心力
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