Starwoodの情報流出の件で、いいニュースと悪いニュースが同時に入ってきた。
大手ホテルチェーンStarwoodを所有するMarriottは、最近公表した情報流出の件で、当初、影響を受けた顧客の数を5億人としていたが、“3億8300万人より少ない”と訂正した。Marriottは、そうした3億8300万人全員が影響を受けたことを意味するものではない、としている。しかし、実際に情報が盗まれた顧客の正確な数はまだ明らかにしていない。
悪いニュースというのは、暗号化されていないパスポート番号500万件超、暗号化されたもの2000万件超が流出したと確認されたことだ。
パスポート番号は、盗難を特定したり、詐欺を働いたりするのに使われたりするだけでない。スパイ機関にとってはそうした情報はかなり重要で、政府高官や外交官、ライバルがどこに宿泊したのかを追跡することができるーこれにより内密の活動がどういうものなのかを感知できるーことを考えた時、これは問題となりそうだ。
Marriottはまた、860万枚の支払いカード番号が盗まれたと明らかにした。ただし、昨年9月に情報が流出した時点で、カード35万4000枚のみがアクティブで有効期限内だった。
Marriottは、データを解読するのに必要なキーをハッカーが盗んだことを示す“証拠はない”としているが、そ
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