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10周年復刻②日本ITの国際競争力 — 佐々木 俊尚

経済ニュース
2009年1月1日に創刊したアゴラ。10年の歴史を振り返ると、社会を動かした投稿、「過去にはこんな人も投稿していた」など、注目すべきアーカイブ原稿が見受けられます。10周年企画として、編集部で注目した過去記事を随時ピックアップしていきます。
復刻版2回目は、アゴラ1年目の秋にあの佐々木俊尚さんから寄稿いただいていた記事を改めてご紹介します。「昭和の殻」を破りきれず、ITの波に乗り遅れ、のちのGAFAなどアメリカの新興勢力との競争になぜ破れたのか。10年前のレポート記事ですが、佐々木さんが平成日本「敗戦」の本質をあぶり出します。なお冒頭にはのちに国会議員になる山田太郎さんも登場します。(アゴラ編集長 新田哲史)
日本ITの国際競争力 2009年11月19日
佐々木俊尚公式サイトより
表の技術力、裏の技術力という言葉がある。この言葉を知ったのは、製造業コンサルティングのネクステック前社長だった山田太郎氏に取材した時のことだ。もう4年以上も前の話になる。
山田氏は取材の時、こう言った。日本の製造業が自慢してきた技術力というのは実のところ「裏の技術力」でしかなく、消費者を惹きつけるような「表の技術力」には非常に乏しい。たとえば、と彼は私が使っていたICレコーダーを手にとって説明した。
「スピーカーの穴がきれいに操作盤のまわりに沿って複雑なアールをつけられてますよね。でもICレコーダーとい

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