韓国海軍の駆逐艦による自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射は28日、防衛省が哨戒機から空撮した当時の動画を公開したことで、新たな展開を迎えた。同日午後、防衛省が報道発表するや、YouTubeの公式チャンネルにアップされた動画は、アップから7時間余り日付が変わる頃には、再生回数が140万回を超え、コメント数も6,000以上寄せられる一大反響を呼んでいる。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=T9Sy0w3nWeY?feature=oembed&w=500&h=281]
発表直後、筆者も出先のスマホから動画を見たが、約13分の動画はレーダー照射を受けた際の機内の緊迫感がこれ以上なく生々しく伝わってくる。
最大のポイントは韓国側が主張するように、レーダーを北朝鮮漁船の捜索に使っていたのかどうかだったが、現場海域には、レーダーを発射してきた「クァンゲド・デワン(広開土大王)」級駆逐艦と、警備救難艦「サンボンギョ 5001」が映っている。そして、映像の途中には、韓国政府が釈明の「材料」にしている、遭難中の北朝鮮漁船と救助用ボートも確認できる。天候も動画を見る限りは、現場海域は視界良好だったようだ。
つまり、これらの点から「北朝鮮の漁船を捜索していた」という韓国側の当初の主張は明らかに苦しい。ところが、中央日報によると、韓国国防部は
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