ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

英国皇太子の政治発言自粛宣言と日本への教訓

経済ニュース
イギリスでは、女王からチャールズ皇太子への役割委譲が進み、3年以内にも女王の退位が行われるのでないかという観測も出てきた。しかし、92歳の女王が70歳の皇太子に譲位しないというのは異様なのだが、これは、ダイアナ妃やカミラさんにまつわるスキャンダルが問題なのでなく、むしろ、チャールズ皇太子が危うい政治的発言を繰り返してきたからだといわれる。
チャールズ皇太子(Dan Marsh/flickr:編集部)
日本と違ってイギリスでは、女王に首相指名権など実質的な政治権力がある程度は残っている。また、「女王は、国民生活のあらゆる側面について知らされ、意見を求められるほか、大臣の参考のために非公式に自分の意見を自由に述べることができる」。しかし、その女王の意見は、首相に対するもので、それが外に漏れてはいけないし、首相はそれを採るかどうかはまったくフリーハンドである。
それこそが、現代的な立憲君主制の基本原則であり、女王が政治的にどちらかに傾いた希望を言ったのでないかといった途端に君主制廃止論が燃え上がるほど深刻な事態となる。
日本では、そうした原則が十分に理解されず、ともすれば、陛下の意向はどうなのか忖度したがる人がいるし、また、陛下や皇族から安直に政治的意味のある発言が出たりする。逆に、陛下や皇族も皇室制度や国のあり方について皇室ならではの情報なり考えを、政府に言いたいということがあって、そ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました