こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
22日は主税局・会計管理局に対する事務事業質疑が行われ、私は以前にVoicyやブログでも取り上げた「ふるさと納税」について質問しました。
上記の過去ブログ記事でも、都内ワースト1の流出額の世田谷区で40億円以上、その他にも港区・大田区・江東区など約20億円近い金額が流出していることを取り上げましたが、昨日の答弁で都内区市町村を含めた都域全体における平成29年度分の影響額は約476億円にものぼることがわかりました。
そしてふるさと納税には、本来であれば広域自治体である都の税収となるものも含まれており、都税への影響額は約190億円とのことです。
190億円!!
これでどれだけ巨額かといいますと、平成30年度予算でいえば、東京2020に向けたバリアフリー化の推進全体の予算と同じ規模です。
もう一ついえばシルバーパスにかかわる年間予算が約170億円なので、毎年、都内の主要交通機関を高齢者に対して無料開放できるくらいの金額が流出していることになります。
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そしてこうした状況に対して、東京都は残念ながら「無為無策」といった状態です。
ふるさと納税と言うと、市区町村などの基礎自治体が返礼品競争をしているイメージがありますが、実は広域自治体もふるさと納税による寄付を募ることができます。
東京都もその気になれば、独自のオリパラグッズなどを返礼品
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