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中国・韓国との関係を「日本国紀」はどう書いたか

経済ニュース
百田尚樹「日本国紀」の弱点のひとつは、近現代以前の外交史への関心の稀薄さだろう。著者もあまり興味がないのか、監修者にもそちらの方面の専門家がいなかったのかもしれない。
百田氏ブログ、Amazonより:編集部
そのあたりは、私の日本通史などが「日本と世界がわかる 最強の日本史」(扶桑社)というタイトルも含めて、世界とのつながりを強く意識しながら書いているのと立場が大きく違っている。(「世界と日本がわかる 最強の世界史」「中国と日本がわかる最強の中国史 」「韓国と日本がわかる最強の韓国史」とセットで書いている)
そこで、中国、韓国との関係にどんなようにかいているかを私の本とも比較しながらみていこう。
まず、縄文人と弥生人の起源や日本人のDNAにおける比重などについては、ほとんどなにも書かれていない。
私は日本語は縄文人の言葉だが、本格的な水田耕作技術をもって中国の江南地方から朝鮮沿岸を通ってやってきた弥生人が日本人の主たる先祖だという立場だ。
倭の五王の中国への遣使について、私はそれが現在の日本が継承している外交関係の始まりとしているが(邪馬台国九州説は共通)、百田氏はあまり評価せずに九州王朝説にも理解を示している(そうなると、四世紀の統一国家の成立も曖昧になってしまうのだが)。
任那について、その存在は認めているが、あまり重視してない。一方、半島での前方後円墳の存在を理由に百済を日本

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