今年の春、イスタンブールで「ナンパ」(笑)されたムラートさんに再会しました。以前のブログにも書きましたが、見ず知らずの日本人にイスタンブールを案内し、昼食をご馳走し、空港まで送迎までしてくれた、とても親切な方です。
今回は、そのご恩返しに、東京でランチをご一緒しました。お店にやってきたムラートさんは、トルコのお菓子屋や名産のカラスミなど、たくさんのお土産を持ってきてくれ、またこちらの方が恐縮してしまいました。
彼と会うのは、実はまだ2回目です。ほんの数時間しか会ったことが無いのに、なぜか昔から知り合いだったような不思議な気持ちが湧いてくるのです。
今回は、本業の絨毯(じゅうたん)の販売で、日本に来ているそうです。日本にいる知り合いや、取引先を対象に展示会を週末に開催するとのことでした。
私に対しては、相変わらず商売っ気は全くなく、展示会に来て欲しいとも言いません。しかし、こうなると何だか逆に申し訳ない気持ちになってきます。彼の商売に少しでも貢献したいと思うようになりました。
そこで、スケジュールを調整して、週末に再度会うことにし、その時に彼の持っている商品を見せてもらう事にしました。
もし、イスタンブールで会った時「ギブアンドテイク」の考え方から、見返りを求めていたら、どうでしょうか。多分、今のような関係にはならなかったと思います。
「ギブアンドギブ」こそ、人間関係を短期間に飛躍
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