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【特報】小池氏、自民都連に“謝罪文”を提出

経済ニュース
東京都の小池百合子知事が8日、自民党都連に対し、「謝罪文」を提出したことが筆者の取材で明らかになった。小池氏は5日に都議会自民党の高島直樹幹事長(足立区選出)と会談した際に謝罪し、その翌日に本人も認めているが、複数の政界関係者によると、この日、副知事の一人が高島氏を訪れて文書を手渡したという。
Wikipediaより:編集部
文書は、小池氏が自民党都連に対し、都の税収減に繋がる政府の税制改正への動きに歯止めをかけるための協力を求めたものとみられるが、その中で「貴党を批判する発言を行ったことについて改めて陳謝する」などと記載されていたという。関係者によれば、自民党サイドから提出を求め、小池氏が応じた模様だ。文書の詳細についてはきょう9日午前、都連所属の国会議員が税制改正への対応を話し合う会議で報告される予定だ。
自民党都連では、都知事選以降、激しく対立してきた百戦錬磨の小池氏の策謀に対する不信感は根深い。あらためて文書の形で謝罪を「念押し」する狙いがあったとみられる。
また、小池氏の突然の謝罪についてはさまざまな憶測が噴出。都民ファーストの会の動揺を沈めようと、親小池派の中で「都のトップとして国政与党にお願いするのは筋」(都民ファーストの会、尾島紘平都議=練馬区選出)、「実際のやり取りはもっと軽かったはず」(早川忠孝氏)などと“解釈”が広がりつつある中でけん制の効果もありそうだ。

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