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学ぶに相応しい時期はあるのか?

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学生から「どんな本を読めばいいですか」と質問されることがあります。社会人を相手にした講演会でも同じような質問を受けます。話を聞いてみると、本を読もうという意識はあるのですが、今まであまり本を読んだ経験がなく、どこから読み始めればいいのかわからないと悩んでいる方が意外に多いのです。知的な向上心を持ちながらも、なかなか読書の世界に飛び込めない方が多いのは非常に残念なことです。
人間は読書によって、大きく成長できる生き物です。学ぶことによって人生が変わった二人の逸話を紹介します。
一人は中国の呂蒙という人物です。彼は『三国志』の時代、呉の国の武将でした。勇猛で知られる一方で、学問のない人物としても知られていました。君主の孫権は無教養な呂蒙を心配し、読書を勧めました。呂蒙は軍中にあって職務が多忙であり、読書する時間がないと断りました。いわば「時間がない」ということです。
しかし、孫権は『孫子』、『六韜』『左伝』といった書物を具体的に挙げ、読書するよう強く勧めました。このとき重要なのは、孫権が読むべき本まで挙げて読書を勧めたことでしょう。君主が直々に読書の指導をしたので、呂蒙は初めて学問に目覚めます。
猛烈に読書した呂蒙のところへ、魯粛という人物が訪れます。魯粛は『三国志』でファンの多い軍師・諸葛亮と互角に渡り合う知性派です。呂蒙の軍営を訪れ、共に酒を酌み交わします。当初、魯粛は呂蒙を小ば

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