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「有志竟成」に誓う 〜 本庶佑先生をお祝い訪問

経済ニュース
ノーベル賞を受賞されたお祝いを申し上げに、先週、本庶佑先生を京都大学の研究室にお訪ねしました。
本庶佑さん(文科省サイトより:編集部)
レンガ造りの研究棟は日常の静けさを取り戻していたものの、本庶先生への取材目的での訪問者に対する注意書きの看板が未だそこここに立つ様子には、この半月間、京都大学を襲った喧騒のほどが偲ばれました。
一方、研究室で出迎えて下さった本庶先生はお疲れの影も一切なく、さりとて高揚した表情を垣間見ることもなく、いつも通り平静で穏やかそのもの。
本庶先生はいつお会いしても、古武士の如く凛として、泰然自若とした佇まいをなさっているため、対面するこちらまで思わず背筋が伸びるのですが、研究者にとって最高峰と言えるノーベル賞をその手にされても、これまでと寸分違わぬ本庶先生であられることに、私は少なからぬ感動を覚えました。
お祝いの言葉を申し上げ、ストックホルムの授賞式でお召しになる予定の仙台平(仙台産の絹織物で袴地の最高級品)などについて、しばし談笑の後、話は昨今の科学技術政策へと移りました。
前々回の記事でもご紹介した通り、今、日本の科学技術は危機に瀕しています。
論文発表数や引用数などを分析した結果、この10年間でどの指標をとっても日本の国際競争力は低下しており、世界で最も権威ある科学雑誌の一つである英国の『ネイチャー』も、「政府主導の新たな取り組みによってこの低下傾

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