政治家の行動のかなりの部分は、その選挙区事情で決まる。有名政治家でもライバルがいて選挙ごとに薄氷を踏む思いでは中央政界での動きも鈍くなる。また、加計学園騒動の裏には、塩崎恭久元厚労相と中村時広知事の親子二代にわたる伊予戦争の因縁がある
各選挙区の事情を知りたければ、いちばん便利な資料は「国会便覧」というロングセラーがあるが、直前の選挙の結果とか現職国会議員の経歴は載っているが、残念ながら、解説はついていないし、経緯も分からない。結局のところ、全国の政治の状況はベテランの政治記者や、古参秘書の人たちの門外不出のノウハウになっているのかもしれない。
選挙の直前になると週刊誌に全国の選挙区の情勢が載っているが、結果の予想だけだ。そこで、各都道府県の政治風土や政治史、歴代知事の業績、そして、最近の3回の選挙の状況や国会議員たちの履歴や人柄をコンパクトにまとめた本をつくってみた。
47都道府県政治地図 [単行本]
八幡和郎
啓文社書房
2018-10-18
「民族の世界史」などがベストセラーになっていて、アゴラでもおなじみの宇山卓栄さんにも手伝ってもらって一部を書いていただいた。政治記事やブログを読むとき、一緒に読んでもらうと便利な本だと思うし、選挙のプロからもたいへん評価していただいている。
ここでは、総裁選挙のときに散々取り上げた石破茂氏の地元事情をみなさんに知ってもら
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全国の選挙区事情に詳しくないと政治は語れない
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