最初につくったコピーバンドでは、UNICORNの「大迷惑」を練習した。勢いのよいナンバーだが、ベースはそのノリとは逆に動いたりしてなかなか難しい。結局、バンドで良いノリをつくることはできなかったのだが。
他のメンバーが好きだからというので、なんとなく演奏したのだが。ぶっちゃけUNICORNは好きではなかった。当時は、歌詞の内容もよく理解できていなかった。ただ、いま振り返るとサラリーマンの悲哀で。せっかく家庭を築き、マイホームを手にいれたのに、転勤という話である。いまや、家庭を築き、マイホームを持つことも贅沢だと感じてしまうし、転勤があるということは大手かと思ってしまうのだが。会社に振り回される同世代のことを想像してしまう。
Wikipediaより:編集部
高橋由伸が巨人の監督を辞任した。野球には特に関心がないのだが、幼い頃からアンチ巨人で。だから語る必要も資格もないと言われそうだが、この件は何かを言いたくなってしまう。常に端境期を生き、実験台にされ、戸惑った、アラフォー男子として同情してしまうのである。
周りの期待に応えようとし、プレイヤーとして選手生命を全うしようとしていたら、監督就任を言い渡され引退。その後、成績は低迷。原監督が戻ってくるという。
会社に振り回される同世代と重なってしまう。切ない。松井秀喜にもイチローにもなれなかった彼だが、巨人軍監督にはなれた。ただ、この不完全
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