【抄訳】
Webは、脆(もろ)い場所だということがわかってきた。企業や政府機関や教育機関や個人や団体が、しょっちゅう、サイトを立てたり下ろしたりしている。でも問題は、Webが記録のシステムになってることだ。だからページが存在せずリンクが切れていたら、その記録が得られない。そこで、多くのWebページを永久保存しているボランティアサイトInternet ArchiveとWikipediaが協力して、900万の壊れたリンクを生き返らせ、わずかひとつのナレッジベースではあるけれども、この問題を解決した。
Internet Archiveは、できるかぎり多くのWebサイトのコピーを作り保存して、Webのアーカイブ(‘文書館’)を作っている。なくなったページのリンク(URL)が分かっているときは、Internet ArchiveのアーカイブWayback Machineで3380億ページのWebページを検索できる。そこには、World Wide Webの草創期からのページがある。ただし問題は、現状ではリンクのURLが正確に分かってないと探せないことだ。
しかしWikipediaのページ上の壊れたリンクは、ページのソースにそのリンクのURLが当然ある。WikipediaのコントリビューターMaximilian Doerrが、ソフトウェアの力で、その壊れたリンクの問題を解決
コメント