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自民党総裁選をめぐる新聞論調の甘さ

経済ニュース
金融緩和の出口はトンネルの入り口
自民党総裁選の討論会が14日、開かれました。安倍首相の圧勝が決まっているようなものです。従って見どころは、15日が国際金融市場を100年に1度という危機に陥れたリーマン・ショックからちょうど10年にあたり、今後、異次元緩和金融政策をどう考えるかです。安倍首相はタイミングよく「3年の総裁任期で、金融緩和の出口に道筋をつけたい」と、語りました。それが容易なことではない。
日本は米欧をしのぐ巨額のマネーを市場に供給し、今だに異次元金融緩和を継続しており、「出口に道筋」をどうつけるのか。そこが問題です。首相は「いつ、どうするかは黒田日銀総裁が判断する。私は何かいえば、ただちに市場が反応する」と、言及を避けました。
不思議なことに黒田総裁は、8月31日に読売新聞の単独インタビューで、「利上げは長期間、しない」、「自分の任期中(23年まで)に消費者物価の2%上昇を達成する」と、語っています。恐らく安倍首相向けに、「アベノミクスは継続」との応援演説のつもりだったのでしょう。
日銀サイト、首相官邸サイトより:編集部
首相と日銀総裁のすれちがい
応援演説のつもりが、討論会が終わってみると、微妙にすれ違ってしまいました。異次元緩和の修正時期が首相のほうが早く、総裁のほうが遅い。しかも首相は「どうするかは総裁が判断」と語りましたから、一体、どうなっているのと思った人は多

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