「望月衣塑子なみに毎日記者が質問」で紹介したように、9月14日に日本記者クラブで行われた自民党総裁選候補への記者会見で、毎日新聞の倉重篤郎記者が、望月衣塑子なみに質問とはおよそいえない大演説で安倍首相を攻撃したことはジャーナリズムの自殺行為であって誠に残念だった。
それに先立ち、倉重氏は「サンデー毎日」誌上で、『タブーなしの戦闘宣言』『石破茂「災害格差をなくす方策」』というインタビューをして、表紙にもそのタイトルが載っている。
こういう一方的なよいしょインタビューを掲載することと、マスコミ代表として、ともかくも、公平さを装わねばならない立場で質問することと両立しないと思うのが普通の感覚だが、残念なことだ。
また、石破氏も昨年の総選挙のときも同じように首相を「あんた」呼ばわりする品のない質問をして、自民党支持者のほとんどを不愉快にさせた倉重氏のインタビューにこのような形で登場することは、菅野完氏と対談などするのと同様に、そのインタビュー自体が票を減らすことになりそうと、どうして、気づかないのか。二人とも、政治家として、ジャーナリストとして鈍感と言わざるを得ない。
それは、そうとして、インタビューの内容は、さすが倉重さんらしく、ある意味で鋭いもので、分かりやすい。石破氏の考え方が要領よく浮かび上がっている。ただし、ダメなところも同様だし、倉重氏ほどのジャーナリストが明らかに突っ込めば
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石破・倉重対談から「反安倍という病」を診断
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