日本中心の軽率な思い付き
2020年夏の東京五輪向けに、安倍首相が自民党に指示したサマータイムの導入検討は、無理が多く、撤回されると考えたほうがいいでしょう。この夏の猛暑に驚いた森大会組織委員会(IOC)会長と安倍首相がだれかの思い付きに乗せられたのでしょう。「面白いそうだ」というスローガンに飛びつき、関係部署に指示を出したがる安倍政権の軽率さによるのでしょうか。
首相官邸サイトより:編集部
自民党総裁選が7日に告示され、20日の投開票ですから、安倍首相は出したばかりの指示を引っ込めるには、タイミングが悪い時期です。北海道が地震で全道停電、死者と行く方不明35人という時にサマータイム案の撤回発表でもありますまい。10日に延期された所見発表、候補者記者会見あたりで、撤回を匂わすか、「検討継続」とかいって、結局、断念という流れになるのでしょうか。
日本を代表するコンピュター・エレクトロニクス企業の元役員で、工学博士号を持つ知人が一刀両断です。「検討にも値しないくらいくだらない案だ」と主張します。コンピュターには時間が組み込まれています。人間の生活時間を2時間、早めるだけでいいという単純な話ではありません。コンピュータの専門家の意見が必須なのに、五輪組織委がかれらの意見を事前によく聞いたとは思えません。
私の知人の意見はこうです。「サマータイムは世界で廃止の方向です。これから日本がやるこ
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五輪向けサマータイムは結局、廃案か
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