東京都は9月3日、インターネットなどを活用して新たな販路開拓に取り組む都内の中小企業を対象に、中国とマレーシアへの越境ECを支援する事業を開始した。
中国とマレーシアの現地ECモールに特設サイトを開設。出品企業を募り、それぞれ約50種類の商品を販売する。
中国の越境型海外嗜好品ECプラットフォーム「寺庫(スーク―)」と、マレーシアの大手ECサイト「11street(イレブンストリート)」に東京都特設サイトを開設する。
「11street」は東南アジアで有名なECサイト(画像は編集部がキャプチャ)
マスメディアやソーシャルメディアを活用し、販売促進やPRを実施。掲載商品の受注、決済、発注先への配送、税関手続き、物流なども支援するという。
特設サイトで取り扱う商品は、伝統工芸品、皮革製品、雑貨、インテリア、食器、服飾品など。
都は事業を民間企業に委託しており、中国事業は東京メトロポリタンテレビジョン、マレーシア事業はマーケティング支援などを手がけるライヴスが手がける。
応募条件は次の通り。
都内に登記簿上の本店又は支店を有する中小企業(いわゆる「みなし大企業」は除く)
応募する商品を自ら企画・製造(製造のみ外部委託も可)し、自社商品として販売しているもの
越境EC販売に適した魅力ある商品を有していること
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