ビジネス書著者で商品開発コンサルタントの美崎栄一郎です。仕事術に関する著作をたくさん書いていますが、アントレnet Magazineでは、「経営者のための仕事術」について、実践できるノウハウや考え方をお伝えしたいと思っております。
経営において、「強みを活かせ」と良く言われます。ですが、強みばかりあるわけではありませんよね。
弱みも、考え方次第では強みに変えていくことができれば、経営資源が増えるのです。当たり前ですが…。
今回は、そういう逆転の発想法についてを話題にしたいと思います。
水は飲むもの?
冒頭写真のような美しい池の多くは、北海道などにある特定の鉱物が溶け込んだ水が満ちており、飲み水としては適していません。ですが、とても美しい。
美しいということで、池は、観光資源になるわけです。
水の価値の1つは飲料になることですが、飲むということだけが価値ではありませんよね。その見た目が美しいということも価値です。
飲めないということであれば、沖縄の海の水もそうでしょう。美しいけれど、塩水ですからそのままでは飲めませんよね。飲めることは価値ですが、飲めないような水でも価値に変わるのです。
池の活用といえば、話題になったテレビ番組がありました。
池の水を全て抜くという、低予算で作られた番組でした。
何が入っているのかは分からないような汚い池の水を抜いていって、そこから出て
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