教育業界では、さまざまなバズワードが出てきました。これは、IT業界のベンダーがやれAIだ、やれIoTだ、やれビッグデータだと言って顧客のみなさんを時代に取り残されまいと焦らせているように、文科省も、保護者や世論を煽りつづけてきました。
それが現在は「アクティブ・ラーニング」というわけです。「アクティブ・ラーニング」という言葉は聞いたことがない人も、もしかするといるかもしれません。なんせ、教育業界の内輪話ですから。しかし、「ゆとり教育」はマスコミの卓抜なネーミングで、人口に膾炙したと思います。それ以外に、「生きる力」とか「言語活動」なんてものもありました。その新たな切り口が「アクティブ・ラーニング」です。
ゆるふわすぎるアクティブ・ラーニング
ビジネス界のバスワードと多少ちがうのは、コンセプト自体は重要ですが、ビジネス界のものよりもさらに広い範囲を意味するかなりゆるゆるふわふわしたもので、文句のつけようがないということです。だから、必然的に、現場の教員もなにをやっていいのか今ひとつ判然としていないというとことがあります。
「アクティブ・ラーニング」は、本名は「主体的対話的で深い学び」と言います。これはが「アクティブ・ラーニング」がすでに商標登録されていたから、急遽、「主体的対話的で深い学び」というまどろっこしい言いかえが行われたようです。この時点で、迷走感が満載ですね。
アクティブ・
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教育業界のバズワード「アクティブラーニング」とはなにか
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