画像は筆者撮影による
30代の頃、ある会社役員をしていた時の話になる。当時の社長は「忙しい」が口ぐせだった。そのくせ、他の役員が「忙しい」を口にしようものなら、「いいか、忙しいは、“心を亡くす”と書くんだ。忙しいを口にしてはいけない」と説教がはじまった。なんで、人は「忙しい」を口にしてしまうのか。ここに一つの回答がある。
今回は、『管理職1年目の教科書』(東洋経済新報社)を紹介したい。著者は、櫻田毅さん。大手上場企業を経て、米系資産運用会社ラッセル・インベストメント等で経営に携わる。現在は人材活性ビジネスコーチとして活動をしている。主な著書としては『外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント』(ぱる出版)がある。
チームの平熱を理解しているか
組織が自発的な分散処理型の組織へと進化していく過程で注意すべきことがある。メンバーは自ら行動を起こすことが増えていくため、特別なことをやっているのではないかという錯覚に陥ることがある。これは、非常に危険な錯覚であり、生産性の高いチームへ成長するならそれを当然と思わなくてはいけない。
「高い質の仕事で生産性を高めている組織からは熱の高さを感じます。しかし、やっている本人たちは『それが当たり前ですが何か?』と、意外と涼しい顔をしています。当たり前のように迅速に決めて、当たり前のように仮説・検証を繰り返し、当たり前のようにリーダーシップを発揮してい
スポンサーリンク
アナタの近くにいる「仕事が忙しいオレ」ってどんなオレ?
![](https://xn--9ckkn2541by7i2mhgnc67gnu2h.xyz/wp-content/uploads/2018/08/DSC_0010-320x257-320x257.jpg)
最近の投稿
- 「インフラ更新が心配」な街ランキング・南関東編 更新費用が2倍以上に膨らむ自治体は全体の4割 | 街・住まい | 東洋経済オンライン
- One of Elon Musk’s young DOGE engineers explains how he won the $700K Vesuvius Challenge
- 日ハムVS.プリマ、肉薄する「ソーセージ頂上決戦」 ブランドの拡大か、それとも価格重視か? | 食品 | 東洋経済オンライン
- 中国発の生成AIディープシークが米国に進出しても、オープンAIに絶対かなわない「軍事向けAI」の1兆円市場 – ディープシークの衝撃
- Andrew Ng is ‘very glad’ Google dropped its AI weapons pledge
- 電力「先物オプション」取引が日本で開始、価格変動の“保険”に有効も思わぬ損失リスク – 政策・マーケットラボ
- 与野党「大連立」の石破構想が現実的ではない理由 茂木敏充氏が指摘「野党の要求ありき」の問題点 | 国内政治 | 東洋経済オンライン
- 三菱商事の巨額減損で中西社長の“経営責任論”も・日立の年収「得をした世代」は?・英ファンドがテレビ業界の統治不全を指摘 – ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本
- 庶民宰相が組閣直前、昭和の女帝に勝利宣言!しかし女性たちとの歪な関係は政権のアキレス腱に – 小説・昭和の女帝
- 【効果絶大】精神的に疲れやすい人でも、メンタルが「最強」になる“すごい方法” – その悩み、佐久間さんに聞いてみよう
コメント