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災害列島ニッポンに生きる:二つの豪雨災害が交差した日

経済ニュース
私たちは働く。
何かを得るために働く。
生き甲斐とか社会的責任とか、人間が人間たる理想のためだけではなく、生臭いことを言えば、何かを所有するために働く。
働かなければ、食べていけないから。
働くこととは、生きることなのだ。
でも、災害は、一瞬にして、それまで私たちが働いて得てきたもの、所有してきたもの、思い出すら、根こそぎ奪っていく。生きる行為、すなわち命すら奪う。私は、災害に接するたびに、人間が所有することの意味、働くこと、生きることの意味を考えてしまう。
8月20日は、4年前の広島土砂災害の日にあたる。
いま、広島県は、先月6日に起こった西日本豪雨災害という、新たな災害に直面している。しかし4年前の災害復興事業も、未だ同時並行で行われていることを知る人は少ないだろう。4年前のあの災害で、広島市内のごくごく狭い、たった5つか6つくらいの小学校区内で、77名もの人が土砂災害で亡くなった。遺族の悲しみはまだ生々しい。
あの災害は、ちょうど、私の選挙区で起こった。8月の真夏の太陽の下、防災服を着て長靴を履き、朝から夜まで足を棒にして被災地を歩き、疲弊し憔悴し切り汗だくになって黙々と作業を続ける被災者に声をかけ、まだ役所に届いていない被災地の問題点を見つけようとしたあの毎日、日暮れから22時の消灯まで避難所を回り被災者から話を聞いた毎日、被災者から怒号や懇願の声を受け続けたあの日々を思

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