甘い!強制性犯罪に国費で任意の治療?
8月5日の産経新聞に「性犯罪の出所者らに国費で薬物治療」という見出しの記事を発見しました。
性犯罪の出所者らに国費で薬物治療 受刑者任意で来年度から実施へ 再犯防止へ整備
刑法犯罪というのはいろいろありますけれども、その中でも再犯率が高いものは服役して出所した後に国費で治療などを行う方針との内容です。
再犯性が高い犯罪例として
・強姦(現「強制性交」)
・強制猥褻
・窃盗
・覚醒剤の使用
・詐欺
などが挙げられています。
記事によりますと、1995年から2014年の20年間に当時の強姦罪で再び刑務所に収容された受刑者のうち、過去に27. 7%が強姦罪で、7. 3%が強制猥褻罪でそれぞれ収容されていたとあります。
合計すると35%が過去にも同じような罪を犯していて、そしてまた強姦罪で捕まって裁判で有罪となり刑務所に入ったということです。
強制猥褻は強姦と強制猥褻を足し合わせると40%を超え、さらに詐欺の場合は約50%、そして窃盗や覚醒剤となると70%ということで、一度、法を犯した人がまた同じような罪で収監されています。
今回はこれら再犯性の高い罪の受刑者は出所した後で住居に近い医療機関で認知行動療法(※)を国費で受けるよう来年度からスタートさせるという内容です。
※認知行動療法 行動と認知(考え)に焦点を当てて解決を目指す治療
ただ記事を読み進めてカクッと来てしまったのが「任意
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