終戦記念日が近いので関連エントリを。数年前(2016年)、ペリリュー島を訪れた時の写真を紹介しておきましょう。といっても「ペリリュー、それどこ?」な人が大半だよね。ペリリュー島はパラオの近くにある小さな島です。一見とてものどかな島ですが、
海沿いの道には今でも古いコンクリの建造物が残っています。
造ったのは 80年近く前の日本軍。中には、海から上陸してくる米軍を迎え撃つための砲撃用の穴。コンクリには鉄筋まで入っています。
海の上にも 80年も前に造られた橋の脚が残ってる。
この周辺は第一次大戦で棚ぼた勝利を得た日本が委任統治領として獲得。「南洋進出、南洋経営の拠点」としていたエリアです。当時の日本は北と南の両方に領土を拡大しようという野望をもっており、北は朝鮮から満州やサハリン、南は東南アジアからフィリピン、インドネシアなどに加え、パラオなどの南方の島々を日本領にしようと考えていました。戦争博物館などでよく見るこの地図、赤線内が日本が進出しようとした(あわよくば植民地にしようとした)区域です。
↑
当時の日本って、今の中国の 5倍くらい拡張主義的、覇権主義的な国だったとよくわかるよね。
ペリリュー島のあちこちには兵士が寝泊まりしていた洞穴があり、
真っ暗な洞穴の中を懐中電灯で照らすと、多くのビール瓶が転がってます。別にここで酒盛りをやってたわけではなく、手榴弾を作るため。
スポンサーリンク
ペリリュー島 訪問記
最近の投稿
- Crusoe, a rumored OpenAI data center supplier, has secured $686M in new funds, filing shows
- 【ピザでファミリー層にリーチ】ピザの同梱でピザと届けるDM・サンプリング
- 商売を始める時に抑えておきたいワード55選
- 【PRご担当者様必見】子育て世帯にリーチ!SNSを活用した動画プロモーション施策
- もう一度、労働は必要なのか真剣に考え直す必要がある
- 使いこなせない人は事業計画に否定的
- Former X policy chief joins Sam Altman’s Tools for Humanity
- Apple Pay, Cash App, PayPal and other apps to be treated more like banks
- 2024年の振り返りと来年の目標
- Threads adjusts its algorithm to show you more content from accounts you follow
コメント