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突然、セミナーや講演を頼まれた!さあどうする?

経済ニュース
写真はセミナー講演中の下澤さん
あなたはの名前は鈴木(仮名)さん。金曜日の夕方、突然人事部長に呼ばれた。「お前さ、講師やってみない?日時は来週の月曜日なんだけどね。急にゴルフ入っちゃってさ。よろしく頼む!」。あなたが勤務しているのは、スタートアップのベンチャー。創業期のメンバーだったため、社内の人事制度作成から、人材採用、評価、配置、転換あらゆる人事マターの業務を担当していた。もはや、断ることは許されない。
あなたは、急いで東京駅にある大型書店に駆け込んだ。そこで、有名外資系コンサルでパートナーまで登りつめた著者の本を何冊か購入した。「講師は先生だから受講生になめられてはいけない」「批判的な意見がでたら以心伝心しないように必ずスポイルさせる」。そしてあなたは思った。「なんだ、研修講師なんて余裕だな。受講生を上から目線で潰せばいいんだ」と理解した。果たして研修の結果はどうだったのか。
今回は、『身の丈セミナー講師のはじめかた』(サンクチュアリ出版)を紹介したい。著者は、ファイナンシャルプランナーの下澤純子さん。これからセミナーで話したい、集客したい、その先のビジネスに繋げたい人の入門書になる。
やばい、参加者との温度差を感じる
これからセミナーを始めようとした瞬間、どうも参加者との温度差を感じる。参加者が緊張してしまっている場合もあれば、参加者がいやいや参加している場合もある。
「セ

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