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『迷子のコピーライター』

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今回は、各地方でのポスター展などで近年活躍目覚ましく、また会社の近しい先輩でもある日下慶太氏の著書『迷子のコピーライター』(イースト・プレス)を紹介します。



著者の経歴と書籍タイトルから、「クリエーティブ(特にコピーライティング)に関する何らかの仕事論の本」だと思ってこの本を開くわけですが、冒頭から、いきなり著者の学生時代のバックパッカーとしての海外放浪の描写がはじまります。「あ、これはオープニング、導入部分なのかな?このときの経験を原体験としてワタシは~と仕事の話に持ってくるのかな?」と思うじゃないですか。ところが日下青年はそのまま延々と青春の放浪を続け、「仕事論」を求めて本書を開いてしまった読者も完全に目的を見失い「迷子」として青春の放浪に同行するハメに陥ります。

しかし、ロシアでスパイ容疑をかけられ、チベットで壮絶な鳥葬を目撃し、バーミヤンでタリバンの事務所に連れ込まれ緊迫感あふれるやりとりをし…とページを進めるうちに、気づくとその疾走感ある描写に引き込まれています。そして、自分を見つけられないまま自分探しの旅の期限を迎えた日下青年は日本に帰国することになり、晴れて第一章は幕を閉じます。「さあ、第二章でこれまでの経験をもとにした仕事論がはじまるんだな!」と読者も当初の目的を思い出すわけです。

要旨や要点ですくいきれないところ

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