7月に入って、円安ドル高が進行し、一時半年ぶりに113円台を回復した。米利上げ観測の高まりに加えて、貿易摩擦懸念もドル高に働く場面が目立った。従来、貿易摩擦懸念等で市場がリスク回避的になる際には円高が進む傾向が強かったが、今回は反応が異なった。その最大の理由は、貿易摩擦による悪影響が危惧される中国人民元や資源国・新興国通貨が(経済が好調な)ドルに対して売られ、「強いドル」という色彩が強まったことだ
Source: グノシー経済
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ドル高圧力上昇、持続性はあるか?~マーケット・カルテ8月号
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