中国EC大手のアリババグループは7月4日、ユーザーデータを基に最適な商品を提案するアパレル販売店「Fashion AI コンセプトストア」を香港理工大学キャンパス内にオープンした。
店内にタッチパネル式のデジタルサイネージを配置し、手に取った商品の関連情報を表示するほか、ECサイトでの購入履歴やユーザー属性、商品ごとの販売データなどを活用してコーディネートを提案する。
「Fashion AI コンセプトストア」の外観(画像はアリババの動画からキャプチャ)
「Fashion AI コンセプトストア」には3つの特徴がある。
センサー機能搭載の「スマートハンガー」を使用しており、店内で服を手に取ると、商品の関連情報や最適なコーディネートをスマートスクリーン(デジタルサイネージ)に表示する。
スマートスクリーンを通じて商品をオンラインのカートに入れると、店内システムを通じて情報を受け取った店員が該当商品を試着室に運ぶ。試着した服のサイズや色を変更したいときは、試着室内のスマートスクリーンから別の商品をオーダーすると店員が新しい商品を持ってくる。
アリババのECプラットフォームでの購買履歴と連動し、過去に購入した商品と組み合わせたコーディネートも提案する。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=uccIK78flx4?
アリババが始めたファッション+AIの実店舗、最新テクノロジーを活用した3つの特徴
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