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世にも奇妙なニッポンのお笑い

経済ニュース

   
チャド・マレーン著「世にも奇妙なニッポンのお笑い」。
映画「火花」などのすばらしい字幕をつけられ、京都国際映画祭のパーティーでも通訳を務めてくださったチャドさんの泣き笑い奮闘記の中に、深いエンタメ論が描かれます。おすすめ。
チャップリン、ロイド、キートン、ローレル&ハーディー、アボット&コステロ、モンティ・パイソンらと対比される日本の芸人がエンタツ・アチャコ、酒井くにお・とおる、いとしこいし、野性爆弾くっきーだったりするところに、チャドさんの本気のお笑い愛が読み取れます。
日本と海外の笑いの違いは「ツッコミの存在」とチャドさん。
ツッコミは常識人・観客の代弁者で、それはみんなの常識が一致していることが前提。
欧米は宗教・人種が多様で成り立ちにくいといいます。
同時に、だから欧米では政治・宗教などの社会派ネタが大衆に受ける。
それを狙う手っ取り早い笑いを高尚なものとする日本の知識人にチャドさんはダメ出し。
同意します。
ぼくも日本の笑いのほうがうんと高水準だと思う。
けれどそれは大衆の笑い水準の高さの反映なので、あまりおおっぴらに言えません。
関西では今宮戎神社など聖なる場所で漫才が行われる。漫才のルーツが祝福芸だから、というチャドさん。
なるほど、欧米の協会やモスクでお笑いステージなんてちょっと想像できませんね。
チャドさんの極貧時代、月給225円。
TVの貧乏対決でなん

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