ad:tech tokyo2018のアドバイザリーボードメンバーは総勢35名。業界のリーダーであるメンバーのみなさんからのデジタル広告、マーケティング業界への問題提起を事務局が連載形式でインタビューします(特集一覧はこちら)。
今回はオープンエイト代表取締役社長兼CEOの高松雄康氏が登場。経済界からのAIへの視線がますます熱を帯びていく昨今、実際にAIを活用したサービスを提供する高松氏にAIへの正しい期待の仕方と動画の可能性を広げる通信のこれからについて伺ってきました。
—オープンエイトの皆さんは昨年のアドテックで、ユーザーの嗜好にパーソナライズした動画コンテンツを自動生成する機能「LeTRONC AI」を発表されていました。自社サービスにAIを取り入れていらっしゃるお立場としては、やはり世間からのAIへの熱視線はお感じになりますか。
そうですね。ただ、「AIってもうなんでもできるんでしょう?」と過度な期待をしている人もいるなとも思います。実際には実装段階に来ているもの、まだ研究段階のもの様々です。世の中のサービスとしてすでに実装されているのはチャットボットなどでしょうか。その他、工業製品の生産ラインの単純作業をビッグデータとして読み込んで人間の手をかけなくてもいいような改善にAIは用いられていますが、サービスとして生活者に直接AIのメリットを提供できているものはまだまだ少ないで
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