ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

カクテルをサーバーで再発明する

マーケティング最新



2018年1月、台北にアジア初のドラフト・カクテル・バーがオープンした。カクテルを生ビールと同じようにサーバーからグラスに注ぐ。16年、ニューヨークのブルックリンで開店した「Yours Sincerely」がこのジャンルの草分けで知られている。

僕のカクテルのイメージは、雰囲気のあるバーでバーテンダーに注文して一杯ずつ作ってもらう酒だ。一方ビールは、バーで飲むとは限らない。家でも、ビアホールでも、公園の一角だって構わない。カクテルをビール感覚で、しかもバーまでやって来て楽しんでもらえるか。それが、ドラフト・カクテル・バーの挑戦だ。

人気のクラフトビールバーを思わせる簡素な店内設計。たるの中にはビールではなく、5カテゴリー18種類のカクテルが装填されている。フィズ。パンチ。コブラ―。オリジナルカクテル。ノンアルコール。炭酸水はあくまで自家製にこだわる。サーバーから直接注ぐことで鮮度を保ち、品質のばらつきを減らし、客の注文にスピーディーに応えられる。



これまでより安価に提供できるのも強みだ。多種類の酒をストックする必要がなくなり、在庫コストを削減した。従来のバーなら1杯400台湾ドル(約1500円)のカクテルが、半分以下の150~200台湾ドル(約550~750円)で飲める。メニューはコンテスト優勝歴のあるバーテンダーが考案。あっという間に台北の若

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました