欧州の顔メルケル首相の面目躍如
カナダのシャルルボワで行われた #G7 が閉幕し、日独を含む6カ国は首脳宣言を採択しました。
自由貿易と多国間主義に焦点を当てたメルケル首相は「非常にオープンで、一部主張の対立ある議論」であったと述べました。 pic.twitter.com/aDHiJ181UD
— ドイツ大使館 (@GermanyinJapan) 2018年6月11日
人はどのような機会に面目を失うか、逆に面目を保つか分からないものだ。ロイター通信が撮影した1枚の写真で“欧州の顔”といわれてきたメルケル独首相の株が再び急上昇中だ。
カナダ東部シャルルボワで開催された主要国首脳会談(G7)2日目の9日午前、首脳宣言の採択に向けて首脳たちが話し合っている所が撮影されたが、メルケル首相がトランプ米大統領に向かって机に手を置き、トランプ氏を激しく追及しているような写真だ。トランプ氏は椅子に座ったまま、苦情を聞いている。いつもは穏やかで、感情をあまり表に出さないメルケル首相としては珍しい状況だ。普通ではないことが写真からも感じ取れる。
その1枚の写真が世界に配信されると、多くの人の目に触れた。SNSでは「ホー、あのメルケル首相も感情を露にして喋ることがあるのだな」といったコメントから、「さすがに欧州の顔だ。不法な関税をかけるトランプ氏に向かってよく言ってくれた」といった賞賛のコメントまでさまざま意見が飛び出している。メ
コメント