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児童相談所はなぜFAXで子どもを探しているのか

経済ニュース

児童福祉のNPOフローレンスの駒崎です。
船戸結愛ちゃんを2回一時保護したにも関わらず、そのまま家に返してしまった香川児相にクレームが集中しているそうです。
確かに香川児相の対応は、この記事を見ても頑張っていたのは分かりますが、やや不可解なことが多かったと思います。 
「パパ、ママいらん」でも「帰りたい」 亡くなった5歳児が、児相で語っていたこと(ハフポスト)
しかし、香川児相だけを責めても、脆弱な虐待防止体制のアップグレードには繋がりません。
というのも、児相自体が、我々には到底考えられない程不便なシステムの中で働いているためです。
FAXで子どもを探す児相
よく言われているのは、「マンパワー不足」です。
欧米だとケースワーカー1人に対し20人が限界と言われるところを、100人近く持って例もあると言われています。
こうしたマンパワー不足に加え、ITについても驚きの実態がありました。
例えば、結愛ちゃんのケースのように、要支援家庭が転居してしまう、ということがよくあります。
結愛ちゃんの場合は、転居先が分かり、そこで香川児相と品川児相が直接やりとりしたわけですが、転居先が分からない場合も多いわけです。
(以前、「居所不明児童」として有名になりました) 
こうした場合に、児相はどのように転居した子どもの情報を引き継ぐか。 
なんと、全児相向けに「FAXを送る」ということなのです。

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