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一番短いドイツ史

経済ニュース

ロンドンの代表的な目抜き通り「ピカデリー(Piccadilly)」は、日本でいえば銀座の中央通り。イギリス出張のお土産の定番、紅茶やお菓子で有名な高級デパート、フォートナム&メイソン(Fortnum & Mason)の本店もここにあります。
そのフォートナムのお隣に古めかしい店構えで商売しているのが老舗の本屋ハッチャーズ(Hatchards)。1797年に開店の建物は店内を歩くとギシギシと床がきしんで、なかなか趣きがあり、私もロンドンに行くたびに時間があれば立ち寄って、どんな本が売れ筋なのか見物しています。
そのハッチャーズをこの4月に訪れたところ、私が買い求めた書籍を一見した親切なレジのお兄さんが「ついでにこちらもいかが?」と勧めてくれて買ってしまったのがこの本。「一番短いドイツ史(The Shortest History of Germany)」。お題に違わず、200ページちょっとの紙数でローマ時代から現代にいたるドイツ史を、簡潔かつ的確に書き下ろした好著でした。著者はイギリス人小説家、ジェームズ・ハウズ氏(James Hawes)。
日本にいると、「デカンショ」旧制高校時代からの西洋哲学教育の伝統と、クラシック音楽の人気、渡部昇一さんの「ドイツ参謀本部」、そして「銀河英雄伝説」の背景設定にいたるまでの環境から、なんとなく知っている気分になってしまうドイツですが、この

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