なぜ教育には社会主義を求めるのか
お役所の考えは失敗する
なぜ公教育に期待するのでしょうか。政府が立案した経済政策やターゲティング政策は、死屍累々です。同様に学校側が「こういった力が必要だ」といって、それを学校で教えられても、その能力は不必要どころか、子供たちに誤った価値観をうえつけかねません。
わたしの勤めていたK市も、キャリア教育にとても熱心な自治体で、分厚い冊子も作っていましたが、企業の実態を知っている者としては、とても読み通せる代物ではなかったです。
教員は足りていないが・・・
教員はあいかわらずの大量採用が続いていますが、「教員が足りていない」という実態もあります。これは今後の少子化で常勤の教員がいらなくなっていくことを見越して、非常勤の採用で乗り切ろうとした結果、教員が集まらないということのようです。
ひじょうに雇用の流動性が低い業界です。しかも、公務員で終身雇用とはいえ、つぶしがききません。これではいくらブラックでも辞められないでしょう。
現在は、団塊の世代とそれに続く世代の退職によって、大量採用の時代と言われています。10年後もこの採用が続いているのでしょうか。
今までの経験でいうと、つぎの大量採用は、今大量に採用している人たちが大量に退職していくときになるのではないでしょうか。
けれども、出生数は激減しています。
小中学校が一校もなくなる自治体も全体の半数に及ぶという試算も出ています。首都圏も今
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